7. ナミアゲハのアオムシ(終齢幼虫)の「蛹になる場所決め」から「蛹化」まで、そして・・・

(1) 蛹になるための場所決め
寒くなってきたのに、見かけたナミアゲハ蝶の終齢幼虫(アオムシ)。

外にいたら、寒くてダメになっちゃうかなあと思い、家の中へ。

昨日10月19日23時ごろ、蛹化のための移動開始の合図である下痢状の便を発見。

深夜1時半移動開始。

深夜2時過ぎ、オススメの場所(他に5匹蛹になっている家の門の壁)に誘導してみるも落ち着かず。

もたもたと5時ごろ、このままだと寒くて、私もろともやばいと思い、家の中へ。

そうこうして、アオムシくんが木の棒に落ち着く朝6時過ぎの最後の20分の様子を映像化したものです。

映像の中に出てくるコメントは、私の愚痴になってますね(笑)


(2) 糸はり・お尻貼付け

今回は、敢えて、糸山作りとお尻の貼り付けにズームしての映像です。

私が、老眼入ってきていて、アップじゃないとよく見えないということもあり、そうしてみました。

小さな前脚を上手に使って糸山を作るところ、お尻をフリフリして糸山に貼り付けるところは、キュンキュンするくらいキュートです。


(3) 蛹化ハイライト

20日から追い続けているアオムシくんが、寒くなる中、蛹化に成功しました。深夜1時ごろです。

全編4倍速です。


(4) そして、別のものが出てきた・寄生



寒いので、幼虫を室内に入れて育てたアゲハの蛹でしたが、寄生されていました。室内で育てたミカンの葉に寄生虫の卵があったのか、そもそも屋外で寄生されてたのかわかりません。

しかし、哀しいけれど、これが現実。自然界は厳しい。

ここまで、よくがんばったね。ありがとう。