3. アゲハ蝶の終齢幼虫(アオムシ)が突然ミカンの木からいなくなる理由
小3の息子の夏休みの自由研究で、私もミカンの木をよく見るようになって、あることに気付きました。 それは、ミカンの木にいたはずの終齢幼虫(アオムシ)が、ある日突然姿を消すことでした。 最初は「悲しいけど、天敵の鳥にやられたんだよ」と息子と話していました。 ところが、ほとんどの幼虫がいなくなって 「ん?これは、さすがにおかしいぞ」 と思うようになり、さらに深く追っていくことで、その理由がわかりました。 |
裏庭のミカンの木を観察していると、突然、前日までいた終齢幼虫(アオムシくん)がいなくなることがあります。「どこに行ったのだろう」と、ずっと疑問でした。 裏庭を観察し続けていると、ある日の15時に、アオムシくんたちが、ポトっと地面に落ちる姿に出くわしました。 落ちてしまって、かわいそうだと思い、ミカンの木にもどしてあげたのですが、どうやら事情が違ったようです。 |
後日、14時ごろ裏庭で観察していると、ポト、ポト、ポトと3匹ほどアオムシくんたちが立て続けに落ちたのです。 これは、何か違うなと思って、ネットで色々調べてみると、アオムシくんたちは、蛹になる場所を探しに食木であるミカンの木を離れるのだ、ということを知りました。 この動画は、珍しく、ダイブせずに幹を伝って地面に降りる姿を観察できたので、それを収めたものです。 健気にがんばるアオムシくんの賛歌として、詩も作っちゃいました。駄作ですが(笑) |
裏庭のミカンの木からブロック塀を伝っているアゲハの終齢幼虫(アオムシ)を見かけました。アオムシは、蛹になる前、大抵、食木であるミカンの木を離れ旅に出ます。旅に出るとき、ミカンの木からダイブするのを何度も見ましたが、ブロック塀からは初めて見ました。 倒れても倒れても前へ。 健気にがんばる姿には、心を打つものがあります。 |
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ナミアゲハの幼虫がブロック塀を登って、旅している姿を見かけました。14時前後に裏庭にいくと、いるんですよね、蛹になる旅に出た終齢幼虫、アオムシくんが。 日曜なのもあり、時間があったので、追ってみました。 ブロック塀の穴の中で蛹になるケースも多いのですが、このアオムシくんの結果は、隣の家の敷地に入り、ここで蛹化するのかと思いきや、ちょっと目を離した隙に、どこぞに行ってしまいました。 どこかで蛹になって、そんでもって、蝶になっていてくれればいいなあ。 うちの裏庭のミカンの木の幼虫たちは、元気があるようで、ミカンの木から20m以上離れたところで蛹化したりするのも珍しくありません。 |
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