11. 哀しいですが、こういうこともあります(アオムシがスズメに食べられたり、蛹から寄生虫が出てきたり)

アゲハ蝶には、それぞれの成長段階で天敵(捕食動物、寄生虫)に狙われています。

自然界は、弱肉強食の世界で、厳しい。
アゲハ好きにとっては、たまらなく哀しい現実ですが、これは日常的に起きているシーンです。

特に屋外で保護されていない環境では、危険がいっぱい。

捕食対象の弱い昆虫たちは、種の生存戦略として多産という方法をとっている、というか、取らざるを得ないのでしょう。

アゲハの産んだ卵が羽化して成虫になるのは、100匹に1匹程度と言われていますが、うちで観察していたものを振り返ると100匹に1匹もいないのではないかと思っています。

この動画観察日記では、多くても年に10匹程度、屋内で観察のため保護していますが、原則、外で自然のままにしています。以下の動画は、その極力、自然のままにしていた結果として撮れた、アゲハ蝶好きにとっては、あまり見たくないシーンとなります。

(1) スズメに食べられる

<1> 表玄関のミカンの木



アオムシの昼食タイム。天敵であるスズメにとっても昼食タイムなんですよね。

1匹は、今朝、終齢幼虫に脱皮したばかり。まだ、その動画編集も途中なのに、この動画が先になってしまいました。ただアオムシになって初めての昼食がとれただけでも良かったと思いたい。

それから、2匹とも最期まで黄色い角を出して、臭気を出して、ほとんど小鳥には意味のない必死の抵抗も健気すぎました。まるで、権力に対する庶民の抵抗のようです。



<2> 裏庭表の葉山椒の木



スズメも、自然界の食物連鎖の中で、精一杯生きている動物たちなので、攻めることはできませんが、立て続けにスズメにやられるシーンが撮れてしまいました。

昨年も相当数撮影しているのですが、撮影しているアオムシが食われたことは、今までなかったのですが、今年6月2日の雹の影響からか、スズメが食べる植物・昆虫が少なくなったようで、高確率で食われてしまっているみたいです。


<3> 上の1のあとに撮影されていたアオムシにとっての恐怖の動画



その後、スズメが戻ってきて、めっちゃ他にアオムシがいないか探すシーンが見られました。

アオムシにとっては、恐怖でしかないですね。

(2) 蛹から寄生虫



寒くなってきたので屋外で育った幼虫(アオムシ)を室内に入れて育てたアゲハの蛹でしたが、ハエに寄生されていました。

室内で育てたミカンの葉に寄生バエの卵があったのか、そもそも屋外のミカンの木で寄生されてたのかわかりません。

ただ、室内に入れるミカンの葉は、歯ブラシを使って念入りに葉を掃除するので、屋外にいたときに寄生されてしまった確率が高いと思っています。

2021年の秋は、非常に寄生されている率が高く、屋外で蛹になって観察していたすべての個体が、羽化できなかったです。