3. マラソン大会のタイム・記録の自動計測(計時)

マラソン大会が他のイベントとは違う特殊な点をあげるとすれば、ある程度の参加者の人数の大会でタイムの自動計測が必要になってくる点です。日本はマラソン大会が数多く開催されていますので、計測を事業として行っている会社もたくさんあります。業務遂行能力、保有機材の数、スタッフの数などは、それぞれ違いますので、マラソン大会の規模や予算にあった業者を選定します。

各計時業者は、運用するためのハードウェアの購入あるいはレンタル、ソフトウェアの自作あるいは使用権の獲得をしてサービスを提供しています。

(1) 日本の主な計時業者(50音順)

株式会社アイサム http://www.i-sam.co.jp/
株式会社計測工房 http://www.keisoku-kobo.co.jp/
株式会社スポーツワン http://www.sportsone.jp/co/keisoku.html
株式会社チョッパー http://athlete-tag.com/
テクノプラン株式会社 http://www.tecnoplan.co.jp/
株式会社ニシスポーツ https://www.nishi.com/nishi_rw/
ネオシステム株式会社 http://www.neo-system.jp/
ファインシステム株式会社 http://www.sports-event.net/
有限会社ラップシステム http://www.lap.co.jp/
株式会社レックス http://recs.jp/

(2) 自動計時用の主なハードウェア(アルファベット順)

計時システムでは電波を利用するため干渉等の問題によって記録の取得漏れが発生する可能性があります。そのため、バックアップを行うのが一般的ですが、ハードウェアの特性によって取得率が異なることからバックアップの方法やバックアップ用に敷くマットの数が異なります。機材の故障に備えて、ビデオによるバックアップを撮るのも一般的です。

→ 2019年3月の電波法改正で、UHF(920MHz)帯のパッシブタグが利用できるようになりました。利用に際しては、免許と手続きが必要となります。race|result 計測機の場合

ATHLETE TAG: http://www.athlete-tag.com/
chronotrack: https://www.chronotrack.com/
DAG SYSTEM: http://www.dag-system.com/
IPICO SPORTS: http://www.ipicosports.com/
JAGUAR: http://innovativetimingsystems.com/
JCHIP SYSTEM: http://www.micro-talk-systems.co.jp/products/j-chip/
ORBITER: http://orbiter.com/
RACE RESULT: http://raceresult.com/
RFID TIMING http://rfidtiming.com/
MATRIX: http://www.matrix-inc.co.jp/race/
MyLAPS: http://www.mylaps.com/


(3) 弊社の自動計測のためのクラウドサービス LTSports で使える自動計測機(ハードウェア)

1. JCHIP システム ー JCHIP ECO (マイクロ・トーク・システムズ株式会社)

2. POWERTAG システム ー MX7(株式会社マトリックス)

3. race|result SYSTEM 5000s ー UHF帯RFID パッシブタグ(race|result 社[ドイツ]) 2021年3月 NEW